2009年05月20日

PHP開発環境を整えよう

PHP開発環境を整えよう
CakePHPのインストールが終わったので次に、PHPの開発環境を整えたいと思います。

PHPの開発はテキストエディタを使ってごりごりファイルを作成していくという方法がありますがやはり統合開発環境を使ったほうが開発しやすいと思います。

おすすめのPHP開発環境は、Eclipse+PDTです。

すべて無料で利用できるのでぜひインストールされることをお勧めします。

Eclipse+PDTのインストール方法は、PHP開発環境構築備忘録にまとめましたので上記開発環境を利用したい方は参考にしてください。
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2009年05月09日

CakePHPのインストール

CakePHPを動作させるために必要な環境を用意


CakePHP 1.2を動作させるには下記のものが必要です。

・HTTPサーバ
・PHP 4.3.2以降
・データベース(MySQL(4以降)、PostgreSQL、Firebird DB2、Microsoft SQL Server、Oracle、SQLite、ODBC、ADOdbに対応)
※データベースは必須ではありません。

このブログでは、テスト環境として下記の環境を使用することを前提として解説します。

テスト用WEBサーバー(CentOS5.3):192.168.0.2
WEBサーバーアプリ:Apache(mod_rewrite有効)
PHP:5.2.9
MySQL:5.1.33
ドキュメントルート:/var/www/html

ダウンロードパッケージの展開


ダウンロードしたパッケージファイル「cake_1.2.3.8166.zip」を解凍すると下記のディレクトリとファイルに展開されます。

app/
cake/
vendors/
.htaccess
index.php
README


CakePHPの設置


上記の展開されたディレクトリとファイルをドキュメントルート(DocumentRoot)以下に設置すればOKです。

ドキュメントルート直下に設置してもいいのですが今回は下記のようにCakePHP用にディレクトリ「cakephp」を作成しそこに設置します。

/var/www/html/cakephp/
                  app/
                  cake/
                  vendors/
                  .htaccess
                  index.php
                  README


正しく設置できているかどうか、ウェブブラウザより下記URLにアクセスして確認してみます。
http://192.168.0.2/cakephp/

下記のように表示されたらとりあえず成功です。

install1.gif

もし、下記のような表示になったらWEBサーバー(Apache)で「mod_rewrite」が有効になっていないと思われます。

install2.gif

mod_rewriteの設定方法を参照してmod_rewriteを有効化してください。

パーミッションの変更


CakePHPにアクセスした画面を見てください。パーミッションに関するワーニングが出ていることがわかると思います。

Warning (512): /var/www/html/cakephp/app/tmp/cache/ is not writable [CORE/cake/libs/cache/file.php, line 263]

Your tmp directory is NOT writable.


CakePHPは一時ファイル等を/app/tmpディレクトリに作成するため、tmpディレクトリ以下に書き込み権限を与えておく必要があります。

ssh等でシェルを利用可能であれば下記のようにchmodコマンドを利用し,
/app/tmpディレクトリ以下のパーミッションを707に変更します。

# chmod -R 707 /var/www/html/cakephp/app/tmp


シェルが利用できない場合はFFFTP等のFTPクライアントを利用してパーミッションを変更してください。

Security.saltの変更


デフォルトのままだと下記の注意文が表示されています。
Notice (1024): Please change the value of 'Security.salt' in app/config/core.php to a salt value specific to your application [CORE/cake/libs/debugger.php, line 557]


Security.saltは、ハッシュの生成に用いられます。

/app/config/core.phpの151行目あたりに下記の記述があります。

Configure::write('Security.salt', 'DYhG93b0qyJfIxfs2guVoUubWwvniR2G0FgaC9mi');


このSecurity.saltの値を

Configure::write('Security.salt', 't6FxZY2WEtDeQMo8yfpPgza7RZFGrRJsNNsHFEWi');


のように適当な文字列に置き換えます。

データベースの設定


デフォルトのままだと下記の注意文が表示されています。
Your database configuration file is NOT present.
Rename config/database.php.default to config/database.php


「config/database.php.default」というファイルの名前を「database.php」に変更しろといわれているので、その通りに変更します。

この「database.php」にデータベースに関する設定を行います。

まず、テスト用のデータベースを作成します。
私の場合は、MySQLで「cakephp」というデータベースを作成しました。

次に、「database.php」ファイルの内容を実際のデータベースの利用環境に合わせて変更します。

私が変更したのは赤字の部分です。

class DATABASE_CONFIG {

var $default = array(
'driver' => 'mysql',
'persistent' => false,
'host' => 'localhost',
'login' => 'root',
'password' => '******',
'database' => 'cakephp',
'prefix' => '',
'encoding' => 'utf8',
);

var $test = array(
'driver' => 'mysql',
'persistent' => false,
'host' => 'localhost',
'login' => 'user',
'password' => 'password',
'database' => 'test_database_name',
'prefix' => '',
);
}


インストール完了


以上で、CakePHPの最低限の設定は完了です。

再度、ウェブブラウザよりCakePHPにアクセスして見てください。
http://192.168.0.2/cakephp/

下記のように、黄色の箇所がなく全て緑色になっていればインストールの成功です。

install3.gif

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2009年05月08日

CakePHPのダウンロード

まずは、CakePHPを入手しましょう。

CakePHPは「http://cakephp.org/
より入手できます。

download1.gif

「Download」をクリックします。

download2.gif

2009年5月8日時点の最新バージョンは「1.2.3.8166」です。

「cake_1.2.3.8166.zip」をクリック

download3.gif

「No Thanks」をクリック

download4.gif

「Download Latest Release」をクリックしてファイルをダウンロードします。

posted by cake at 20:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 導入編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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